企業経営の課題解決によって、企業の成長を支援

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2018年5月22日 「マーケティング戦略に連携した製品開発の進め方」の講演

2018年5月22日、弊社代表取締役社長の武富為嗣が、「マーケティング戦略に連携した製品開発の進め方」と題して、市場と製品開発を結び付ける開発の進め方について、講演しました。
機械、素材系の業界の方々の参加のもと、現在の日本企業が直面している製品開発の課題について、多面的な捉え方、戦略的な捉え方を取り込んで、高い視点に立って製品開発を進めるというアプローチを話しました。
 素材系は、最終製品ユーザーから遠い上に、製品数や販売チャンネルが多岐にわたる場合が多いので、どの分野に力を入れて、市場のニーズをくみ上げて進めればよいかなどで課題を抱えております。
 また、機械系は、IoTの取り込みなどで、製品開発や生産技術開発でソフトとの連携などの問題を抱えております。
 このような問題についての解決への取り組み方のアプローチについて話をしました。

No: 73 - Date: 2018/05/23(Wed) 11:27:47

デジタル時代の無形資産の評価

ここでは、デジタル化の推進による製品開発や事業開発では、無形資産への対応が非常に重要であることについて記述します。

本内容は、2018年4月に開催された国際P2M学会での論文発表に基づいた内容となっております。

 現在、多くの日本企業は、デジタル化で、米国や中国に後れを取っていることには、気付いてており、更には、インドが次の主役として躍り出てこようとしている事には、メディアの報道などで気付いており、今後、ますます、デジタル化を無視した企業経営は、出来ないことは実感しております。
 既に、小売業界では、デパートやスーパーの低迷は、楽天やアマゾンのネット企業の躍進と連動していることは自明のことですし、金融も同様の変化が起こるであろうことは、見えてきております。自動車業界でも、GMは、既にサービス化へ舵を切っており、トヨタも、競合は、グーグルやアマゾンになるとにらんでおります。このような中で、どの企業もデジタル化を無視した経営は出来ないということは、判っており、デジタル商品やデジタルサービスの調査や開発に取り組み始めておりますが、まだ、暗中模索と言うところが大半です。
 デジタル化の開発を推進する上では、その投資をどう回収するかというのを考えておく必要があり、この回収が先々の問題として出て来るであろうことは、先行する企業の課題として既に判ってきております。特に国内売り上げが低迷する中で、海外で売り上げを伸ばしている企業にとっては、研究開発は国内で、利益は海外でという構図が定着化しており、この国内の開発投資をどう回収するかというところがまだ、考えられておりません。
 デジタル化時代の開発投資は、ソフトの開発が主体となり、無形資産となる上に、ビジネスモデルの開発を伴う場合も増えております。この無形資産を海外の利益でどう回収するかというのを、開発と並行して考えておかないと、後後問題を生じるということになります。そのためには、従来のハード主体の開発からソフト主体の開発へ切り替える際に、ソフトの課題を当初から検討できる仕組みの中で進める必要が出て来ております。
 これらについては、横串のプログラムマネジメントが重要な役割を果たします。これらの問題点と解決方法について、学会論文に記しております。

 

https://www.bri.or.jp/seminar/97226,

No: 72 - Date: 2018/04/09(Mon) 10:57:35

[イベント報告]に<span class=n>研究開発戦略を促進する研究開発費・製品開発費の配賦の考え方・進め方</span>をアップしました

 2018年2月27日、弊社代表取締役社長の武富為嗣が、”研究開発戦略を促進する研究開発費・製品開発費の配賦の考え方・進め方”と題して、セミナーで講演を行いました。IoTやIndustry4.0に見るソフト技術の進展とそれを取り込んだ開発の将来を意識しながら、開発投資や原価把握の妥当性を仕組みの中に組み込む必要がある点について、述べています。

http://www.cic-japan.com/cgi-bin/repo/note.cgi?num=32

No: 71 - Date: 2018/02/28(Wed) 10:28:49

[イベント報告]に2017年11月9日 「研究開発における戦略的なKPIの設定と活用の考え方」の講演をアップしました

2017年11月9日、(社)企業研究会のセミナーで、弊社代表取締役社長の武富為嗣が、「研究開発における戦略的なKPIの設定と活用の考え方」と題して、研究開発の効率的な運営方法を測る指標の設定の仕方、使い方について、講演しました。
機械、自動車、素材、食品などの業界の方々の参加のもと、色々な質問なども出て、参加者の企業での関心の高さを伺わせました

http://www.cic-japan.com/cgi-bin/repo/note.cgi?num=31

No: 70 - Date: 2017/11/10(Fri) 17:44:07

「イノベーションを創出する研究開発マネジメントの基本」連載

(社)企業研究会の情報誌「Business Research」の2017年3・4月号から、2018年1・2月号までの6回にわたり、弊社代表取締役社長の武富為嗣が、「イノベーションを創出する研究開発マネジメントの基本」と題する記事を連載しております。
各回のタイトルは、

第1回: 技術開発が直面している課題と新潮流
第2回: 技術を基盤として市場を攻めるには、技術の棚卸がスタート
第3回: 業務プロセスの標準化と可視化はマネジメントの基本
第4回: 顧客価値を意識した横串の製品開発マネジメントと継続・中止の判定
第5回: 戦略と連携した研究開発予算の把握とKPIによる管理
第6回: 技術による新市場の創造とオープンイノベーション

シリコンバレーのIT企業主導によるデジタル化の進展、米国主導のIoTやドイツ主導のインダストリー4.0は、従来の産業構造やライフスタイルを変えるような勢いを持っております。日本のものつくりの根幹をなす自動車業界でも、EV化、自動運転、ライドシェアによる利用スタイルの変化と、業界の構造変化が起きつつあります。この中で、研究開発の進め方もどこに焦点を当てるべきか、どのように進めるべきか見直しを迫られております。この様な流れの中で、研究開発を進める上で押さえるべき点を記述したものです。

No: 69 - Date: 2017/08/20(Sun) 16:43:08

[イベント報告]に7月12日 「企業買収の成功要因とPMI」と題して講演するをアップしました

 弊社代表取締役社長の武富為嗣が、7月12日に企業研究会主催の大手企業のグローバル財務担当者が集まる研究会において、「企業買収の成功要因とPMI」と題して講演をしました。出席者からは、活発な質問や意見が出され、自社での取り組みに生かせる点等、有意義な会合となりました。

http://www.cic-japan.com/cgi-bin/repo/note.cgi?num=30

No: 68 - Date: 2017/07/16(Sun) 11:24:47

M&Aのポストマージャーについて講演する(2017年7月12日)

 弊社代表取締役社長の武富為嗣が、大手企業の財務担当者が集まるグローバル財務戦略研究会において、「企業買収の成功要因とPMI」と題して、講演をしました。
 最近のM&Aにおいては、海外の優良企業(案件)を如何に買うかよりも、買った後の運営のリスクに関心が高まってきております。東芝の破たんのようなクロスオーバーM&Aの買収金額の大きさと買収後のリスクの大きさが身近に感じられるようになってきたからだと思われます。
 色々な質問や議論がかわされましたが、運営に関しては、まだ、これといった成功パターンを確立している企業は、少ないと感じられました。グローバル競争を勝ち抜くには、クロスオーバーのM&Aは、避けられない選択になってきていますが、人材の育成を含めた経験を早急に積んでいく事が求められています。

No: 67 - Date: 2017/07/16(Sun) 11:05:22

[イベント報告]に2016年12月5日 M&Aの進め方、投資評価手法についてをアップしました

2016年12月5日M&Aの進め方、投資評価手法について講演する

http://www.cic-japan.com/cgi-bin/repo/note.cgi?num=29

No: 66 - Date: 2016/12/07(Wed) 10:07:48

2016年12月5日 M&Aの進め方について話す

2016年12月5日、弊社代表取締役の武富為嗣が、(社)企業研究会のセミナーで、「M&A投資手法・企業価値評価手法の基本と適用の留意点」と題して、M&Aの進め方、押さえておかなければならないポイントなどについて、講演をしました。

参加者は、製造業から、サービス業まで、多岐にわたっておりましたが、参加企業名を秘匿にするくらい、非常にナイーブな内容となっております。

現在では、M&Aは、どの企業もごく普通の成長戦略として捉えておりますが、進め方がまちまちで、まだ、経験が未熟で、投資銀行や会計士に依存する企業が多く、うまくいっている例が少ないくらいです。

内容の概略は下記となります。

1. M&A発生要因と売り手、買い手の立場
   ・ 戦略主体のM&Aと財務事由主体のM&A
   ・ デューデリジェンス

2. 売り手のアプローチ

3. 買い手のアプローチ
   ・ 事業性評価
   ・ MBO
   ・ 海外企業買収の留意点

4. 企業価値評価
   ・ 継続価値と清算価値
   ・ 類似企業比較法、DCF法

5. 事業リスクの捉え方
   ・ 事前のリスクと事後のリスクの捉え方
   ・ 撤退の判断基準

6. 買収後の統合(PMI)

7. 望むべき成功パターンの構築



No: 65 - Date: 2016/12/07(Wed) 09:19:06

[イベント報告]2016年10月25日『戦略的オープン・イノベーション』 による提携先選定・技術力評価・テーマ立案・推進の考え方・進め方」セミナー開催しました

2016年10月25日、弊社代表取締役社長の武富為嗣が、企業研究会で、「戦略的オープン・イノベーションによる提携先選定・技術評価・テーマ立案・推進の考え方・進め方」と題するセミナー講演を、企業研究会で行いました。

本セミナーは、一連の研究開発セミナーの一貫としておこなれたもので、最近の
アメリカでのIoTやデジタル化などにみられるオープンイノベーション推進のブームに伴って行われたものですが、参加者が少なく、内容の割には、国内の研究開発の現場での関心はまだそれほど高くないかと思えたものでした。
新製品開発や技術開発などの展開へのアメリカ企業の積極的な取り組みと比べると、日本企業の慎重さを感じております。

内容は、下記で、オープンイノベーション推進に必要な基本的項目をカバーしております。

1. オープンイノベーション推進の潮流と変化
     
2. 自社の技術資源を把握することが、外部資源を選定するポイント
      技術資源の棚卸と自社技術の評価
      製品化への技術価値連鎖
      競争力を強化する周辺技術

3. 事業戦略と連携した技術戦略とテーマの設定
      コア事業とコア技術は? 何が強くて何が弱いのか?
      事業戦略と技術戦略の連携
      顧客価値から捉える技術価値連鎖
      戦略的に捉える要素技術群とテーマの選定
      強化すべき事業、補完すべき要素技術は、何か?
      技術オープン化の位置づけ
             
4. 選定の進め方、テーマ選定の条件
      技術資源マップによる新事業への縦横展開
      自社コア事業、コア技術領域との接点
      新事業における新技術の位置づけ

5. 提携先の選定と評価
      候補技術の探索と技術力評価のポイント
      情報開示のリスク
      買収、資本参加、ライセンス購入、協業の選定
      買収の価格算定と評価
      スピードを要求されるベンチャーの買収、連携
        
6.  選定後の「オープンイノベーション」のプロジェクトマネジメント
      プロジェクトメンバーの要件
      協業先との連携と自社内連携の推進
      品質・予算・スケジュール・進捗管理

となっております。

http://www.cic-japan.com/cgi-bin/repo/note.cgi?num=28

No: 64 - Date: 2016/09/30(Fri) 11:38:26

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