企業経営の課題解決によって、企業の成長を支援

イベント報告

2011年7月27日 「経営戦略に連動した原価管理の考え方・進め方」 セミナー

2011/07/27

講演内容は、
1.リーマンショック後の経営は?
2.成長志向、収益志向、企業価値志向
3.収益管理の仕組み  −プロフィットセンターとコストセンター
4.ポートフォリオと戦略立案 −事業ポートフォリオと製品セグメント
5.原価の把握 −戦略に連携した原価の把握、直課と配賦
        −組立産業、プロセス産業、ハイブリッド産業による原価把握
        −量産品、準量産品、個別受注品の原価の把握
        −研究開発費や新製品開発費の配賦
        −投資の配賦、不確実性を伴う投資の配賦
        −損益分岐点分析と製品別収益管理
6.プロダクトミックス、事業の集中と選択

と分かれ、大変好評の内に終了しました。現場の業務プロセスと連携した原価の把握は、円高下で、コスト削減を迫られている経営企画や事業推進部門の人にとっては、喫緊の課題となっています。単に収益把握やコスト削減ではなく、国内で何を生産し、オフショアで何を生産するかの戦略的な生産の選択を迫られていて、実践としてすぐにでも使いたいというニーズがあります。
原価把握は、経営戦略や企業の業績に直結する活動であり、現在では、現場部門、経営企画、経理、システム部門の連携で構築する必要があります。厳しい経済環境下で、先行きを見極めつつ、より実際に近い形での原価把握を行い、戦略立案に生かしたいと思っている企業が多く存在している事がひしひしと感じられます。

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